なぜ化粧水が大事なのか
洗顔をして肌がきれいになっても、スキンケアを怠ってしまえば意味がありません。特に、化粧水は洗顔直後につけるものなので、適当に済ませないようにしましょう。化粧水の役割として挙げられるのが、肌への水分を補うことです。洗顔をすると汚れや油分だけではなく、必要な水分まで流れます。そうなると洗顔後に乾燥しやすくなるため、化粧水による水分補給が必須になります。しっかりと水分を補うことで、乳液や美容液の成分を行き渡りやすくすることも可能です。また、化粧水によって皮脂の分泌をコントロールすることもできます。皮脂が過剰に分泌されると顔がテカったりべたつきやすくなります。さらに、ニキビもできやすくなるのです。化粧水で皮脂の分泌を抑えつつしっかりと保湿することで、肌の清潔さをキープできます。
化粧水選びのポイント
化粧水を選ぶ際は、自分の肌質や状態をよく理解しておくことが大切です。肌のタイプは大きく分けて5つあり、普通肌、混合肌、脂性肌、乾燥肌、敏感肌が挙げられます。それぞれの肌タイプに合った化粧水を選ぶことで、スキンケアの効果はより高まります。普通肌は肌が良い状態を保っているため、余分にケアをする必要はありません。化粧水で水分を補い、気になる点に乳液や美容液を使いましょう。混合肌は乾燥している部分と皮脂が過剰に出ている部分が混在しているため、保湿が大切です。脂性肌は顔全体がべたついているため、皮脂の分泌を抑えつつ保湿しましょう。乾燥肌は肌の水分量と皮脂が少なくなっているため、刺激を感じやすくなります。化粧水で水分を与えて、乳液などで油分を追加しましょう。敏感肌はかゆみやピリピリとした痛みが出ることが特徴で、保湿性が高く刺激を与えない成分の化粧水を選ぶことが大事です。